「部活動」と「顧問」 部員同士で 大会出場を決める

   「部活動の顧問」は希望票に基づき「教員間の話し合い・調整」により決定される。めったにいないが、「顧問は一切引き受けない」という強者がいる。「顧問を引き受ける」ことは、すべての関係者に喜ばれる。
① 土日祝日に試合があり、「監督」として出かけていく。手当は「県費」はほんの少々でなくなり、多くはPTA費から、試合会場への出張旅費・スズメの涙ほどの「手当」が出金される。
② 運動部の顧問は、このような「試合」「大会」に、土日祝日に出かけ 業務をおこなうことになる。概ねボランティア業務であろう。
上記の①②があるからこそ、同僚教職員・保護者・生徒に大変喜ばれ、感謝?されるのである。出場校のチームには、必ず一人以上の「教職員」の「付き添い」が要るからだ。
参加生徒の安全・健康に気を配りながらの「付き添い」である。「引率」という表現を使う人もいる。
「顧問」であるから、その競技・種目の技術的な「指導」
が「できるか・できないか」は問題ではない。

 各種大会に「誰が」出場するかどうかは、生徒同士が相談して決める。最低人数で出場するのか、人数いっぱい登録して出場するのか。顧問は、口を出さない。顧問は「どの部員が優れているか、見当がはっきりとつかないから」。部員同士が、お互いを熟知している。話題を少々かえて、・・・・
 形式的に言えば、管理職(校長)は「担任」「副担任」「主任」などの職務、「教科・科目」を命令することができる。しかし、現実には、担任・副担任・公務分掌は希望に基づき「運営委員会」で、担当教科科目は教科会で、「話し合い」で決めることが普通である。学年は持ち上がりが多いが、担当科目によっては、「3年生」は一度も担当したことがない場合もある。「地理」は1年生で履修し、3年生では履修しないことが多い。教科主任は教員間の「互選」の学校も多い。分掌主任・学年主任は管理職からの依頼・要請の場合が多いでしょう。